【初心者向け】大学生が知っておきたい津軽弁10選|使い方・意味も解説

弘前大学に入学して、いざ地元の人と話してみると——「え、今なんて言ったの?」と戸惑った経験、ありませんか?
筆者も初めて「どんき?」と聞かれたとき、「え?ドンキ?鈍器??」と頭が真っ白に。実はこれ、津軽弁で「どのくらい(の量)?」という意味。ご飯の盛り加減を聞かれていただけだったのです(笑)。
このように、地元の人との会話で使われる津軽弁は、最初はまるで暗号。でも意味を知ると、グッと距離が縮まります。
この記事では、弘前での一人暮らしや大学生活がもっと楽しくなる「大学生が知っておきたい津軽弁10選」を、使い方や意味とともに紹介します。
初めての弘前生活をスムーズにスタートさせたい方は、ぜひチェックしてみてください!
津軽弁ってどんな方言?弘前大学ではどれくらい使われてる?
津軽弁は「方言」のレベルを超えている?
津軽弁は、青森県の中でも特に「津軽地方(弘前市・青森市・五所川原市など)」で使われる方言で、イントネーションや単語が独特すぎることで有名です。
「他県出身者には聞き取れない」と言われるのも納得。実際、筆者も最初の頃はまったく理解できず、会話に苦戦しました。
弘前大学内でも使われている?
弘前大学には地元出身の学生も多く、サークルやグループワークなどで津軽弁を耳にする機会は多いです。特に医学部の実習や地域医療の現場では、高齢の患者さんが津軽弁で話すこともよくあり、聞き取れないと困る場面も。
また、スーパーのレジや飲食店のバイト先でも津軽弁は日常的に飛び交います。
【必修】大学生活に役立つ!津軽弁10選
それでは、実際に弘前でよく聞く津軽弁を10個ピックアップして紹介します!使い方の例文を交えて、意味をしっかり理解していきましょう。
① こんき
・意味:このくらい(の量)
・使い方:「こんきけじゃ(このくらいちょうだい)」
・地元の人に“こんきけじゃ”と言われたら、初めての人はまず戸惑うかもしれません。量を表す言葉とは気づきにくい津軽弁の代表例です。
②けっぱれ
・意味:がんばれ!
・使い方:「レポート提出けっぱれよ〜」
・大学の授業や部活動などで、地元出身の学生が励ましとして自然に使うのを聞くと、津軽の温かさを感じられる表現のひとつです。
③わいは〜
・意味:驚き・感嘆(「えー!」や「うわっ!」のような)
・使い方:「わいは!雪すげじゃ〜」
・身近でよく聞く感嘆詞ですが、最初は「何事!?」と驚いてしまうことも。感情表現として非常に豊かで、耳に残りやすい言葉です。
④しゃっこい
・意味:冷たい
・使い方:「水、しゃっこいな〜」
・夏場の冷たい飲み物や、冬場の冷水など、生活のあちこちで使われます。「冷たい」を意味するのに、どこかやわらかい響きがあります。
⑤なして?
・意味:なんで?
・使い方:「なして来ねがったの?」
・「どうして?」という意味ですが、語気が強く感じることもあり、初めて聞いた人は「怒られてるのかな?」と戸惑うかもしれません。
⑥わんつか
・意味:少し・ちょっと
・使い方:「わんつか待っててけろ」
・「わんつか」と聞いたとき、「犬」と関係あるのかと勘違いした人もいるとか。実際は「ちょっと」や「少しだけ」を意味する便利な言葉です。
⑦へばな
・意味:じゃあね/それじゃあ
・使い方:「明日また来るよ〜へばな〜」
・電話や対面での別れ際によく使われます。意味を知るとすぐに使いたくなる、親しみのある別れの言葉です。
⑧めんこい
・意味:かわいい
・使い方:「あの猫、めんこいな〜」
・可愛いものや動物に対してよく使われます。柔らかく優しい音が、意味以上に“愛しさ”を感じさせる津軽弁ならではの魅力です。
⑨わや/たんげ/がっぱ
・意味:すごく・とても(強調表現)
・使い方:「がっぱ疲れた〜」「たんげ美味しかった」「わや楽しかった」
・どれも「とても・すごく」を意味しますが、使用頻度やニュアンスが少しずつ違い、地元の人の使い分けに驚くこともあります。
⑩ける
・意味:帰る
・使い方:「そろそろけるがな」
・「帰る」を意味しますが、初めて聞いたときは「蹴る」に聞こえて驚くことも。意味が分かると、語感の軽さがクセになります。
津軽弁は“使う”より“わかる”が第一歩
わからなくても気にしないでOK
最初は聞き取れなくて当然です。ネイティブの青森県民ですら、年配の方の津軽弁は理解できないこともあります。
「わからない」は恥ずかしくない
知らない津軽弁に出会ったら、「それどういう意味ですか?」と素直に聞いてみましょう。地元の人は、案外うれしそうに教えてくれるものです。
医学部生は特に注意?
弘前大学の医学部では、地域医療の一環で高齢の方と接する機会もあります。患者さんが津軽弁で話す内容がわからないと、診療にも支障が出る場合があるので、基本の表現だけでも覚えておくと安心です。
まとめ|「言葉」を知れば、弘前での暮らしがもっと楽しくなる
最初は戸惑う津軽弁。でも、知れば知るほど、地元の人との距離がグッと縮まります。
「弘前大学 津軽弁」「医学部 津軽弁」で検索してこの記事にたどり着いたあなたが、少しでも津軽弁に親しみを持てるようになれば幸いです。
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